
「非正規労働者」という言葉がある。
企業に長期雇用されている労働者を「正規労働者」と称し、そうでない人を「非正規」というらしい。
何とも、役所的な言葉ではないだろうか
非正規労働者ははみ出し者、本来居ないはずの人ということなのだろうか。
その非正規労働者割合がバブル時代以降どんどん上昇している。
リーマンショック以降減少しているが、これは非正規労働者が解雇されたから。
バブル以後の4%台から比べると、今は2割近いところまで増えている。
逆に正規労働者は、その分、減少しているのだから、年間所得額の低い社会層が増えたというのも頷けることだろう。
上記のグラフは男性に限ったもの、元々パートの多い女性を含めると正規労働者は3分の2くらい、3人に一人は非正規労働者になる
働く人の意志で非正規になった人はよいが、非正規にしかなれないところに追い込まれている人が居ることは、大変悲しいことである。