
小江戸川越の玄関口「時の鐘と蔵のまち」駅でもある本川越駅ビル「ペペ」が2026年1月13日閉店した。
川越の中心商業地には、長崎屋、尾張屋、西友、イトーヨーカ堂、三越、高島屋、--市外から多くの商業資本が入ってきたが、大きな駐車場を持つ丸広百貨店の牙城を崩せず、いずれもほぼ撤退した。”ほぼ”というのは、三越百貨店がウェスタ川越にミニ店舗を残しているからである。
とはいえ、丸広百貨店も安泰ではない。
丸広川越店の商圏は縮小しているし、顧客層も高齢化しているため、店舗内の客もまばらだ。
本川越駅は、副駅名を”時の鐘と蔵のまち”駅と言い、観光拠点の玄関口を標榜しているが、観光客の多くは大型店の中まで入らず素通りする。
免税品売り上げをもたらすインバウンド客を取り込むのは、大都市東京の大型店だけなのだ。
西武グループは、「建物解体も含めて開発計画を検討する」としている。
採算を考えれば高層マンションが安易な選択肢だが、それでは川越の将来を見据えた「駅周辺の再開発」とは言えないだろう。
(有)埼玉不動産鑑定所」は日本でもっとも古い不動産鑑定会社です」

